前田胃腸科医院

那覇市 の 内科,胃腸科,消化器科,外科 前田胃腸科医院

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大腸内視鏡症例2

ポイツ・イェガース症候群

ポイツ・イェガース症候群

40代女性。手術予定あり、術前の精査目的で当院紹介。回腸末端に有茎性の巨大な腫瘤を認めました。口唇、足底に色素沈着がみられ、ポイツ・イェガース症候群が疑われました。皮膚粘膜の色素沈着と食道を除く全消化管の多発性ポリープを合併する遺伝性疾患です。しばしば癌化するため、ポリープは切除が必要です。手術予定の病院で確定診断され、ポリープも外科的に切除されました。

 

潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎

60代男性。粘血便。大腸粘膜に炎症が起こり、びらん、潰瘍を形成し、粘液便、血便を排出する原因不明の疾患です。厚労省指定の特定疾患です。30歳以下の発症が多いですが、50歳以上にもみられます。直腸に始まり、悪化すると深部結腸に広がる傾向があります。この患者さまは直腸に限局しており、炎症を抑える坐薬を使用して良好に経過しています。

 

クローン病

クローン病

20代男性。腹痛、下痢、食欲不振、微熱、体重減少。回腸の縦走潰瘍(写真左上)、びらん、結腸の縦列傾向のある多発性びらん(写真右下)が認められ、クローン病を強く疑い、専門医療機関へ紹介、確定診断に至りました。主として10~20代の若年者に発症する原因不明の慢性炎症性腸疾患です。口腔から肛門まで消化管のいずれの部位にも病変を生じうること、しばしば狭窄や瘻孔を伴うことが特徴です。厚労省指定の特定疾患です。

 

アメーバ腸炎

アメーバ腸炎

30代男性。粘血便。直腸に不整形の潰瘍が多発し、じわじわと出血もみられます。赤痢アメーバとういう病原微生物の感染によって起こります。1年以上の病悩期間がありましたが、当院で確定診断がつきました。現在、治癒しています。

 

大腸憩室出血

大腸憩室出血

70代男性。血便(新鮮血)。緊急内視鏡を行ったところ、大腸憩室からの出血を認め(写真左上)、クリッピングにて止血しました(写真右下)。大腸憩室とは大腸壁の一部が袋状に外側に突出したものです。腸管内からみると穴ぼこにみえます。加齢とともに頻度が増えます。無症状のことが多いですが、時に炎症や出血を起こします。便通異常、腹部不快感、腹部膨満感がでることもあります。